衆院選 幸福実現党の小選挙区候補予定が各地で続々と名乗り2012.11.23 ザリバティweb
幸福実現党(立木秀学党首)は22日午後、東京・赤坂の党本部で東京ブロックの小選挙区候補予定者の記者会見を開き、4人が出馬表明。他にも、愛知や沖縄など全国で同党の小選挙区立候補予定者が、続々と名乗りを上げている。
東京の会見では、党女性局長の釈量子氏が次のように話した。「2009年は『国難選挙』として戦った。今、国難という言葉が日本中で使われていることが、我が党の先見性を十分証明しているのではないか。今回は『救国選挙』として戦っていく。特に、東京ブロック候補は、首都東京から日本を変えるという強い思いで出馬している」
東京ブロックの小選挙区立候補者の出馬表明の要旨は以下の通り。
東京1区:伊藤希望氏(28)
「民主党政権樹立後にやってきた国難を呼び寄せたのは、戦後日本の離合集散の数合わせの政治だ。新たな政治を始めるのは新しい政党。徳ある政治家が立つことで、日本が一つにまとまっていくような政治を実現したい」
東京5区:曽我周作氏(33)
「特に新エネルギーの開発に力を入れていきたい。真っ先に行いたいのはメタンハイドレートの開発。尖閣諸島問題の解決後は、近海の石油開発も行いたい。自前の資源を確保し、エネルギー分野でも日本の独立を果たしたい」
東京12区:服部聖巳氏(34)
「議席の獲得や党の存続ばかりを考えた政治の結果、国民が置き去りにされ、国益が無視され、理念もビジョンもなくなっている。このように衰退した政治を変えるために、自主防衛、経済成長、教育改革の3つを為したい」
東京22区:井原義博氏(57)
「民主党は、国防、経済、エネルギーの分野で大きな失政を犯した。しかし、この3つの柱は、どれひとつ欠けてもこの国を滅ぼすことにつながってしまう。これらの問題を解決し、皆さんが幸福に暮らせる社会を目指したい」
また、全国の小選挙区でも続々と出馬記者会見が行われ、マスコミ各社の取材が相次いでいる。小選挙区の候補者の一部を以下に紹介する。
【愛知】中根裕美氏(38)は21日、愛知県庁で記者会見し、愛知4区から立候補することを表明。「子どもの未来のため、日本を守りたい」と話した(22日付中日新聞)。
【京都】党京都府本部は今月5日に京都府庁で会見を行い、京都1区から田部雄治氏(36)が、京都4区から和田みな氏(30)が立候補することを発表した(6日付朝日新聞)。両氏は18日に京都中心部・四条通でアピールを行った。田部氏は「日本の領土を守るために国会で働かせてほしい」、和田氏は「ビジョンのない政治家に国政は任せておけない」とコメントしている(19日付読売新聞)。
【徳島】20日付の徳島新聞は、小松由佳氏(30)が徳島3区から立候補することを伝えた。小松氏は「党として3年前から消費税増税に反対しており、その是非を問う選挙。日本経済を復活させるためにも増税を凍結・廃止させたい」と決意を語っている。
【福岡】吉富和枝氏(52)は21日、福岡県庁で記者会見を行い、福岡4区から立候補することを表明。その様子は同日のNHKニュースで放映された。同氏は、経済苦による自殺増加や北朝鮮の拉致被害に対し政治家が対策が打てていないことを問題視し、「政治家は権力者ではなく、国民を幸せにする奉仕者であるべき」と訴えている。
【沖縄】金城竜郎氏(48)は22日に沖縄県庁で記者会見を行い、沖縄3区から立候補すると表明。同日、地元の沖縄テレビが会見の様子を報じた。反米の声が大きい沖縄では、これまで金城氏が出馬してきた国政選挙や県知事選では画面のみの紹介だったというが、今回、「日米同盟の再構築を訴えていきたい。それは普天間飛行場の辺野古移設です」というコメントが放送された。
幸福実現党は、今後も、全国の小選挙区候補者が随時記者会見を行っていくという。(晴)
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